学力テスト 問題例

◎辞典、グラフが苦手=文字式でも理解不足
 −数学基礎力にばらつき・中学校−※記事などの内容は2008年8月30日掲載時のものです  全国学力テストの中学校の結果を分析すると、国語Aでは、辞典をからませた問題で全国の平均正答率が低かった。「金字塔を打ちたてた」の意味を、国語辞典の説明を参考に記述させる問題では42%。漢和辞典に記載された「頭」の5つの意味のうち、「年頭」に合致する意味(正解は「はじめ」)を選ばせる問題では、38%にとどまった。
 国語Bでは、資料から読み取った内容を整理させたり、グラフや辞典の情報を根拠に自分の意見を書かせたりする記述式問題で、正答率が低かった。
 数学Aで文字式「3a+4b」の意味を問う問題では、「1辺aセンチの正三角形と1辺bセンチの正方形を、それぞれ針金で1個ずつ作ったときの針金の全体の長さ」という事象を正しく選んだ生徒は32%。反比例のグラフを見て式を書かせる問題でも37%だった。
 数学Bでは、表やグラフのデータを基に富士山6合目の気温を求める方法を説明させる記述式問題の正答率が13%だった。
 出題分野別に学校ごとの正答率の分散を見ると、数学Aの標準偏差の値が10.1で最も大きく、数学の基礎学力でばらつきが大きいことが分かる。
 過去の学力調査との同一問題は国・数合わせて13問あり、うち11問でかつての正答率を上回った。

出展元
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_schooling-study080828j-03-w310&rel=y&g=soc



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